ムンク展@東京都美術館
やっと行ってきました、ムンク展🙀
ムンクの作品だけで展覧会ができるなんて、すごい数の作品を残したんですねー。知らなかったです。
平日に行ったので、チケット売り場では並びましたが、入場は並ばず入れました。
中も混んではいますが、混み度は5段階評価の3くらいでしょうか。
時期的に休みに入った学生なども多く、若干おしゃべりが気になりました😥
彼は、「見ているものを書いているのではない、見たものを書いているのだ」という言葉を残したそうですが、まさにそのとおりだなと。
実際見た風景に、彼の感情や思いを乗せた絵が多かったように感じました。「叫び」もしかり。
多くの画家のように、彼もなかなか波乱万丈な人生でした。簡単にご紹介。
幼い頃に、母と姉を結核で亡くし、23歳の頃パリに留学中に父が急死。
39歳の頃には、なかなか結婚してくれないムンクに業を煮やした彼女トゥラ・ラーセンが銃を持ち出し、手違いでムンクが左の中指の一部を失ってしまいます。
この事件をきっかけに、元からのアルコール依存と精神病が悪化していきます。
うーん。メンタル弱めな私には、結構絶望しちゃいそうな人生😱
「叫び」を描いたのは、彼が30歳の頃。
もっと歳をとってからの作品だと思ってたので、タメだったとは驚き!笑
絶望しちゃうような経験したからこそ、若くして、こんな作品描けちゃうんですねー。
ムンクのように心の声ダダ漏れな作品だけでなく、肖像画も多く描いていました。
生涯にわたり多様な表現を用いていて、同じ人の作品なのか!と驚かされました🙂
そして、油絵の作品と同じくらい、版画の作品も多くありました。
それまでは、多色刷りに複数枚の版木を用いていたのですが、ムンクは一枚の版木を鋸(のこぎり)でジグソーパズルのように切り分け、それぞれに色をつけるという手法を編み出しました。
そんなすごい発明していたなんて、知りませんでしたよー。やるやん。
ムンク展では、実際の版木も展示されているので、見ると更にイメージが湧きやすいと思います。
今回購入したポストカードは、この3つ。
左下はもちろん、「叫び」
右下は「ブローチ、エヴァ・ムドッチ」
エヴァ・ムドッチというヴァイオリニストを描いた作品です。こんなに綺麗に描いているので、まぁ好きだったんでしょうね。
一番上の作品は「太陽」
クリスチャニア大学(今のオスロ大学)講堂壁画応募コンテストの下絵として描かれた作品。
他の暗い雰囲気の作品とは異なり、太陽の光が美しい作品です。
お見逃しなきよう✨✨